労働法制改悪反対緊急行動/ユニオン東海ネットワーク

「高プロ」反対、名古屋でも緊急一日行動
――8時間働けば暮らせる社会を!――

コミュニティユニオン東海ネットワークは6月26日に、「『高プロ』強行採決阻止! 6・26一日行動」を行なった。
これは、政府・与党が「働き方改革」関連法案の参議院・厚生労働委員会における採決強行を目ろむ中で取り組まれた緊急行動だ。
この法案には、「定額働かせ放題」を合法化する、言わゆる「高プロ」制の新設が盛り込まれている。
昼の街頭行動には、トヨタ過労死遺族の内野博子さんも加わった。東海労働弁護団や愛労連や愛知健康センターからも参加が有った。
コミュニティユニオン東海ネットワークはその後、愛知労働局を訪れた。そして、「高プロ」制導入に反対する申入書を提出して、「8時間働けば暮らせる社会の実現」を訴えた。

静岡県内の長時間労働の現実の一端/静岡労働局発表

静岡県内の長時間労働の現実の一端です。
以下の静岡労働局ホームページに掲載されています。
https://jsite.mhlw.go.jp/shizuoka-roudoukyoku/content/contents/000242553.pdf

ひと月150時間を超える残業が行われている事業所が、調査対象事業所全体の7.6%の事業所という結果が出ています。
また、割増賃金違反は、全体の15.1%、510事業所ということです。

こうした長時間労働、未払残業代の現実を目の前にして、なお高度プロフェッショナル制度をめざす政府、厚労省は、決して許されるものではありません。6月20日午後3時より、静岡県共闘の仲間とともに静岡労働局交渉を行います。この問題を取り上げます。

なお、高プロ絶対阻止の闘いは、三重、愛知でも展開されています。
19日、名古屋で行動が取り組まれます。ユニオンみえは名古屋での行動に参加参加します。また、大阪でも行動を予定しています。がんばりましょう!
〈静岡ふれあいユニオン委員長 小澤〉

労働法制改悪阻止!6月19日に各地で一斉行動を!

「働かせ方改革」関連法案の参議院での審議が進められています。
14日ないし19日に参院・厚生労働委員会で採決、20日までに本会議で採決を強
行しようとしています。
 
昨11日、髙プロを廃案に!緊急院内集会(日本労働弁護団主催)が開催され110名
が参加。
本日12日には、参院厚労委で参考人として、労働弁護団幹事長の棗一郎弁護士、全
国過労死を考える家族の会の寺西笑子代表も意見陳述しています。
参議院議員会館前では、雇用共同アクションの行動が連日取り組まれています。
緊迫した情勢の中、昨11日、全国キャラバンを展開した全国運動実行委員会が開催
され、廃案にむけて最後まで行動することを確認しました。

①東京では
 6月19日(火)参議院議員会館前で12:15~50、雇用共同アクションによ
る昼休み集会が開催されます。
 その後13:30から同会館前で座り込みを行います(夜の総がかり行動の国会前
行動まで)。

②全国各地へのよびかけ
 ・6月19日(火)を統一行動日として、各地で街頭に出て、法案を廃案に!8時
間働けば暮らせる社会を実現しよう!と行動を一斉に展開しましょう。
 ・別途ひな形を送付する予定ですが、自民党、公明党、参議院厚生労働委員会委員
長宛に、採決を強行するな!審議をつくせ!と抗議ファックスを送りましょう。

ともにがんばりましょう!