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東京メトロの地下鉄駅売店で働く女性たちの東京東部労組メトロコマース支部は、5月1日、有期雇用差別に反対して全日ストライキを実施し、正社員との賃金格差の是正を求めて東京地裁に提訴した。
これまで1年契約を繰り返し、接客や売上金の計算、商品の発注など正社員と同じ仕事をしているのに、賃金や賞与は少なく、退職金はなかった。これらは労働契約法20条が禁じる有期雇用を理由とした不合理な差別です。
鈴鹿さくら病院が、ストライキ禁止の仮処分を裁判所に申し立てたのは、ユニオンの争議権を侵害したとして、2月28日、津地方裁判所は、ユニオンみえの主張を認めて病院側に330万円の損害賠償を命じると判決しました。
裁判官は「ストライキは組合が患者の生命・身体の危険を配慮して行われており、危険はなかった。組合からの追及を封じるための手段として申し立てたと言っても過言ではない」と病院の故意・重過失を認めた。
詳細は、中日新聞や毎日新聞の報道、ユニオンみえのニュースやブログをご覧ください。
2014年2月17日、北海道労働委員会は、田井自動車工業の不当労働行為事件について、組合員への不利益取り扱い(ストライキ参加による賞与減額)、団体交渉の拒否、ユニオンへの支配介入を不当労働行為と判断し、減額賞与の支払いや陳謝文の10日間掲示などを救済措置として命じました。 詳しくは、札幌地域労組のSGUニュース速報をご覧ください。
コミュニティ・ユニオン全国ネットワークってなに?
1975年頃からサービス業、卸・小売業、飲食店などでの雇用が急速に拡大しましたが、その多くが不安定雇用・低賃金の主婦パートでした。
こうしたなかで、1981年頃から労働組合の地域組織(地区労)を中心にして、「パート110番」などによる労働相談活動が広がりました。ある日、江戸川区労協の「パート110番」の相談に訪れたパート労働者が「私たちでも入れる組合があればいいのにね」と言ったのがきっかけとなり、1984年に「ふれ愛・友愛・たすけ愛」を合言葉にした江戸川ユニオンが結成されました。コミュニティ・ユニオン運動のはじまりです。
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