※本集会は大成功のもと、終了しました。次回は熊本で開催予定です。
第34回コミュニティ・ユニオン全国交流集会in札幌
「しる おこる こえあげる つながる ひろがる かわる」
本年10月15日(土)~16日(日)の日程で、コミュニティ・ユニオン全国交流集会in札幌が、北海道自治労会館にて開催されます。
集会の1日目に、この土地が“北海道”と呼ばれる前からアイヌ民族が伝統的に占有してきた土地や資源を利用する「先住権」をめぐる訴訟をしている、市川守弘弁護士による特別講演が行われます。
この裁判は、北海道浦幌町のアイヌ民族の子孫でつくる団体「ラポロアイヌネイション」が原告となり、明治政府にサケ漁の権利を一方的に奪われたことに対し、先住権に基づき、地元の川でのサケ漁を認めさせる闘いです。アイヌ民族本来のアイデンティティ、すなわち人権を取り戻すための闘いなのです。
全国の仲間が集まるこの機会に、「アイヌ先住権裁判」について共に考え、それぞれの地元に持ち帰り、日本政府にアイヌ民族の先住権を認めさせるための運動を労働組合からも支えていきましょう。
2日目は、10分科会を予定しています。集会開催地の札幌からは2019年の参議院選挙中に、安倍首相(当時)にヤジを飛ばした市民が警察に排除され、今年3月に札幌地裁で、警察による表現の自由の侵害であることが認められた「道警ヤジ排除問題」についての分科会を予定しております。
本集会のテーマである「しる おこる こえあげる つながる ひろがる かわる」は、何か敷居の高いものとして考えられがちな社会(労働)運動を、易しい言葉で表現しようという試みです。わたしたちが尊厳を持って生きるのに欠かせない運動がやってて当たり前な社会になることを願って。
何を食べても美味しい札幌のご飯を食べに来てください。
■ 開催日時
2022年10月15日(土)~16日(日)
■ 会場
北海道自治労会館
住所:〒060-0806 北海道札幌市北区北6条西7丁目5-3
【会場地図】
■ 参加費
全日参加 :4,000円
1日目のみ:3,000円
2日目のみ:1,000円
■ 分科会
第1 (精神障害の労災認定)
第2 (ハラスメント 相談対応)
第3 (インターネット活用)
第4 (女性と労働)
第5 (会計年度任用職員)
第6 (外国人労働者)
第7 (同一労働同一賃金)
第8 (労働組合のイロハ)
第9 (労働委員会)
第10 (やじ排除)
■ 女性交流会
二日目(10月16日) 13:00~15:30