韓国希望連帯労組へのカンパ/連合福岡ユニオン

昨年10月の福岡集会には多数ご参加いただき誠にありがとうございました。
さて、本集会では、2017年7月の九州ブロック訪韓団が訪問した韓国希望連帯労組の
社会支援活動(社団法人「希望の種」)への募金の呼びかけをさせていただきまし
た。

カンパでは5万円が集まりました。
大変遅くなって申し訳ないのですが、先日、労働政策研究研修機構の呉学殊先生に手
助けいただき、50万ウォンを送金いたしましたので、ご報告いたします。

早速「希望の種」よりお礼のメッセージをいただきましたので共有させていただきま
す。
皆さんのご協力誠にありがとうございました。

仲間たちに感謝の挨拶を申し上げます。
挨拶が遅れました。
同志の皆さんが送ってくださった貴重な後援金は
ネパールの不可触賎民地域であるポルボット地域の公立学校の子供たちの給食費に全
額後援されます。

希望連帯労働組合と希望の種が2013年から後援をしてしている同学校は、
韓国に移住労働者として働いていた労働者達が、本国に帰国し設立した「ミシンゴ」
とネパールの労総が一緒に地域住民の経済的自立支援と子供の健やかな成長のために
一緒に連帯して
支援する学校です。2018年からは学校の子供たちが成年になるまで教育を受けられる
ように、姉妹関係の協定を結び、支援を進めています。

労働者が国境を越えて相互にサポートし、連帯することができるようになり、とても
嬉しく、また、ご厚意に心より感謝申し上げます。
皆様の暖かくて大切な心をネパールにお伝え致します。

社団法人「希望の種」常任理事金ウンソン 拝

また、支援先のネパールの学校の子供たちの様子が見られるサイトもご案内しておき
ます。〈連合福岡ユニオン書記長 寺山〉

http://cafe.daum.net/hopeC/99ci/87

連合福岡ユニオン2018春季セミナー「ブラック企業と働き方改革」開催!

国会に提出されている、「働き方改革関連法案」は、残業時間の上限規制などの規制強化と「高度プロフェッショナル制度」の創設といった規制緩和が抱き合わせになっています。「高度プロフェッショナル制度」は、労働基準法の労働時間規制が及ばない制度であり、働いた時間に対し賃金を支払う、という労働時間法制の原則を崩すものです。

今のところ一部の専門業務に携わる高収入の労働者が対象となっているものの、ひとたび導入されればあっという間に年収要件は下がり、対象業務が拡大するかもしれません。高度プロフェッショナル制度は大変危険な制度です。

「ブラック企業」「ブラックバイト」が社会問題となって久しいですが、未だに労災認定基準を大幅に上回る長時間労働や、不払い残業についての相談は後が絶ちません。そこで今回は、NPO法人POSSEの、青木耕太郎さんをお招きして、青木さんが対峙してきた「ブラック企業の実態」と、「働き方改革法案の問題点」を解き明かしていただきます。また、当組合の組合員による、「不払い残業代請求交渉」の報告も行う予定です。

■ 講演内容

第1部 講演 「私が対峙したブラック企業~その実態と原因~」
講師 青木耕太郎氏 (NPO法人POSSE,総合サポートユニオン共同代表)

第2部 「ユニオン組合員の実態から見る働き方改革」
組合員による事例報告と、青木さんの解説を行います。

■ 開催日時詳細
開催日:2018年5月27日(日)※入場無料
時間:13:30~16:15 ※13:00より受付開始。
会場:天神チクモクビル 4階大ホール
住所:福岡県福岡市中央区天神3-10-27
会場電話番号:092-715-3250
※どなたでもご参加いただけます(事前に主催者までご連絡ください。)

■お問い合わせ

主催:連合福岡ユニオン
電話番号:092-273-2114
FAX:092-273-2160
メール:fukuuni@hyper.ocn.ne.jp
>>チラシをこちらからダウンロードできます。

兵庫・労働法制改悪阻止!全国キャラバン/ひょうごユニオン

国会で審議中の働き方改革関連法案をめぐり、ひょうご労働法律センター(神戸市中央区)やひょうごユニオン(同)などは11日、同法案の撤回を訴える街頭活動を神戸市内で行った。同法案について「過労死や長時間労働を増やす恐れがある」と通行人らに訴えた。

全国の組合やNPO法人などが1月、街頭活動の実行委員会を結成。4月下旬から5月中旬にかけ、各都道府県で順次行っている。

同法案は、罰則付きの残業上限規制や非正規い労働者の待遇改善を図る「同一労働同一賃金」のほか、高収入の一部専門職を労働時間規制から外す「高度プロフェッショナル制度(高プロ)」が盛り込まれている。

国会審議では、高プロについて、野党が「悪用されれば長時間労働を助長する」と反発。一方、政府は「仕事の進め方や時間帯を自ら決める働き方が求められている」と必要性を訴えている。

この日、街頭活動に参加した組合員らは、東遊園地などで「労働者のための法案ではない」「長時間労働反対」と声を上げた。夜にシュプレヒコールを上げながら、市内をデモ行進した。(2018年05月15日 Copyright (c) 神戸新聞)