〈全国一般東京東部労組執行委員長 菅野存〉
東部労組大久保製壜支部8・23ストライキに総結集を!
2019年7月31日
全国一般東京東部労組大久保製壜支部
大久保製壜所で重大労災発生
7月7日、大久保製壜所で重大な労災事故が発生しました。戸谷組合員と職場の労働者の3名が崩れた製品の倒壊の下敷きになり、レスキュー隊に救い出されました。3名の仲間は腰椎骨折・両足かかと複雑骨折等大怪我を負わされるという文字通り「殺されかけ」ました。
1トン前後のガラス壜の重量製品が、4段から6段とうずたかく積まれている倉庫に、大久保製壜支部は長年に渡り「多段積みは必ず死亡事故が発生する」と会社・浜口部長に安全対策を繰り返し要求してきました。
しかし会社・浜口部長は、支部の要求を無視し続け、多段積み状態を放置し安全対策を怠ってきました。
しかも、支部は今年2月、向島労基署に多段積みについて申告、これを受け向島労基署は5月20日、会社に「荷の崩壊や荷の落下による労働者の危険の低減対策を行うこと」との指導票を発しましたが、会社はこの指導票を社内発表もせず、安全委員会ですらまともな報告・討議もしませんでした。その結果が7月7日の大惨事です。これほど明確な人災事故はありません。
東部労組大久保製壜支部は、以下の要求を掲げ、8月23日(金)ストライキに決起します。
- 会社は3名の仲間とその家族と全労働者に対して、心から謝罪し、怖ろしい体験と
身体に一生残る大きな障害を与えた3名に対し充分な損害賠償と慰謝料を支払う事。 - 労基署の指導を真面目に受け止め、多段積みを直ちにやめ、また灼熱地獄等の職
場環境を抜本的に改善すること。 - 8時間労働制違反の検査課における12時間シフト労働(グリーンパッケージ)を直
ちにやめること。 - 会社は、安全委員会・団体交渉での東部労組支部の意見を無視する態度を自己批判し、今後は謙虚に東部労組支部の意見に耳を傾ける事。
- 大労組高橋執行委員長は、東部労組への誹謗・名誉棄損・デマをについて東部労組本部執行委員会に出席して謝罪すること。今回の事故に対して我々東部労組と共にストライキで闘うべきです。
全ての友好労組・仲間の皆さん!
地域住民・市民の皆さん!
ぜひ総力動員のご支援をお願いいたします!