グーグル日本法人で労働組合結成、大規模リストラに危機感「社内に不安が広がっている」/東京管理職ユニオン

米グーグルが全世界で1万2000人の従業員解雇を発表したことを受けて、日本法人(グーグル合同会社)でも大規模なリストラの動きが懸念されるとして、日本法人で働く従業員らが労働組合「Google Japan Union」を東京管理職ユニオンの支部として結成しました。

■予告されていた通知が今朝届いた

ユニオンに加入しているのは、日本法人の社員ら数十人と関連会社「グーグルクラウドジャパン」の社員。

会見に参加した組合員によると、米グーグルで大規模リストラが公表された2023年1月以降、一緒に働いていた米国の社員が会社から締め出され、連絡が取れなくなったという。

日本法人でも2023年2月1日、社員らに「2023年3月に何らかの知らせを行う」という通知があったそうだ。

アメリカでのレイオフの基準は不明だとして、日本法人の社員らには、成績や立場に関係なく本国同様のリストラがおこなわれるとの不安が広がっている。

すでに組合は日本法人に団体交渉を申し入れている。

〈2023年3月2日 弁護士ドットコム から抜粋引用〉

東京・下町/2月ユニオン全国同時アクション

下町ユニオンでは、下町春闘キャラバンとして、『最低賃金1500円キャンペーン』全国同時アクションに参加しました。

錦糸町駅と小岩駅にて、「最低賃金全国一律 1500円」を訴え、全国の最低賃金一覧表が印刷されたお札チラシを、通行していた人々に配布しました。 「あ、お札だ!面白いデザインですね!」と喜んでもらう人もいました。

「最低賃金、あなたは、いくら必要ですか?」とのアンケートで、41人の方にシール投票をしていただきました。内訳は、2000円がダントツで30人、1500円が7人、1200円が3人、現在の東京都の最賃と同じ1072円が1人でした。

シール投票台紙ボードには、各時給ごとに食べられるランチメニューのイラストと、月給換算した時の手取り金額と額面の両方を載せたのが良かったと、参加者から感想がありました。 錦糸町、小岩あわせてユニオンからは、11人の参加でした。

名古屋/2月ユニオン全国同時アクション

 名古屋ふれあいユニオンは、2月24日18時30分から、「最低賃金全国一律1500円」 を求める街頭宣伝活動を行いました。

例年は名古屋駅の真正面・ミッドランドスクエア(トヨタが入居)の向かい側で 行っていましたが、今年は少し場所を変え「名鉄レジャック」というビルの前で の行動としました。

通称「レジャック前」は、ミッドランド向かいと比べると人通りは半減しますが、 比較的若い年齢層が多い場所です。目の前にはマクドナルドもあります。 私たちが、最賃引き上げが非正規労働者の賃金引き上げに直結することなどを訴 えると、配布したチラシを手に取る若者が思いのほか多く、結局受け取りの 枚数は例年と変わらないかそれ以上の結果に。

中には、「(友人に)配ります!」と言って、チラシを追加で受け取る若者の姿 もありました。 ちなみに、名鉄レジャックは1972年に開館し、ボーリング場などの(かつての) 若者をひきつけるレジャーが集まった商業施設。老朽化のため今年3月末で閉館 だそうです。