田井自動車の闘いが高校教科書に/札幌地域労組

約6年前に闘った札幌地域労組田井自動車支部のストライキの様子が、高校の現代社会の教科書(第一学習者)に載りました。
「スト決行中」の看板や横断幕の位置は、写真や映像をかなり意識して配置したのですが、その効果がありました。若者がストに立ち上がった様子を地元のHTBテレビのニュース番組「いちおし」が映像化した7分間の特集番組は、その後、あちこちの学習会で大活躍しました。

このストライキのあと、田井自動車の経営者はスト参加者だけボーナスをゼロにするという弾圧をかけてきました。私は勝利を確信しました。とはいえ、当事者の組合員にしてみたら大変な不安だったと思います(この弾圧で24名中、5名が脱退)。

その後出された、労働委員会での勝利命令と実効確保措置勧告は、並行していた3つの裁判闘争をさらに有利に進め、その結果、会社側はついに白旗を上げ、T代理人は解任されました。

現在、社長一族は経営から退き、田井自動車は消防車製造大手のモリタ傘下で事業を継続しています。組合結成以前は「固定残業制」でごまかされていた残業代ですが、今では残業した分だけちゃんと支給される職場になりました。
門前で立ち止まっていた日本国憲法や労働基準法を、まさに工場の中に持ち込んだ闘いでした。

この闘いに駆けつけて下さった地域の労働組合や、いっぱい記事を書いてくださった記者の皆さんに改めて感謝!〈札幌地域労組副執行委員長 鈴木一〉

大阪労働局と交渉/コミュニティ・ユニオン関西ネットワーク

■ 関西ネットが大阪労働局と交渉
2月15日、コミュニティ・ユニオン関西ネットワークが、改正労働契約法18条
に関連する諸問題について、大阪労働局と交渉しました。
 この4月から「有期雇用契約の更新を繰り返し、通算5年を超えたから、労働者か
らの申し出により、無期契約に転換」が適用されます。これを回避しようとして、違
法な、あるいは脱法的な雇い止めがなどが起こっています。これについて労働局は、
「法改正の趣旨に明らかに反する場合、指導していく」と述べました。「明らかに反
する」と、何をもって判断するのか?「グレーゾーン」的な事案について、「雇用の
安定により労働者を保護する」という法改正の趣旨に照らして、どこまで積極的に指
導するのか?…について不安も残りますが、たとえ建前半分としても「指導してい
く」と答えたことは、労働者にとっては「使える」材料だと思います。
 こうした交渉が年に一度といった形で定例化していけば、例えば「検討する」「調
査する」としたことについて、次回改めてただすこともできます。より充実したもの
となるよう、関西ネット内部で議論していきたいと考えています。
(北大阪合同労組『北合同ニュースNO.210』より転載)

解雇無効を勝ち取る!/よこはまシティユニオン

組合員、解雇無効を勝ち取る!
カウザルギー労災の損害賠償も獲得!(3/8横浜地裁判決)

組合員は、2006年7月に鋼材興業㈱でクレーン作業中に労災事故にあい、カウ
ザルギー(疼痛障害)を発症。2015年3月には解雇されたため、労災の損害賠償と解
雇無効を求めて裁判を闘ってきました。
3月8日、横浜地裁は、会社の請求を退け、解雇は無効であると認め、会社に対し、
賃金のバックペイと労災の損害賠償金を支払うよう命じました。
ユニオンは、組合員の職場復帰に向け、団交開催を要求していますが、会社から
今だ回答がありません。会社の対応により今後の行動を提起しますので、引き続きご
支援よろしくお願いします。

◆組合員より/皆さん、傍聴に来てくださり、ありがとうございます。今日は良い
判決をもらうことができましたが、まだ確定したわけではありませんし、会社の対応
も分かりません。でも、ここまできたら、乗り掛かった船だと思い、最後まで頑張り
ますので、これからもご支援よろしくお願いします。