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兵庫県パート・ユニオンネットワークでは2024春闘で「物価上昇を上回る賃金引き上げを!」「最低賃金全国どこでも1500円に!」をスローガンに街ゆく人たちに訴えていこうと、2024年3月3日の午前中に阪神地域はJR尼崎駅北側陸橋で、明石地域はJR明石駅南側、姫路地域はJR姫路駅北側、神戸地域はJR三宮駅東側交差点で街宣行動を行いました。
スローガンを基本に非正規雇用で働く人の現状を訴え、ビラとティッシュペーパーの配布や署名を求めました。但馬地域は3月10日に兵庫県豊岡総合庁舎周辺でビラ配布行動を行いました。
午後には各地域から三宮の花時計広場(東遊園地南側)に集合し、それぞれの地域の午前の活動を報告した後に、隊列を組んで花時計広場からJR元町駅南側までデモ行進を行いました。宣伝車からBGMとマイクでの訴え、デモ隊のみんなはシュプレヒコールをしながら街ゆく人に訴えをしました。
コロナ禍では発声を控えていたため、4年ぶりに参加者47名が一体感を感じながら行進と発声をしながら春闘の賃上げを訴えました。
3連休の最終という事もあり昨年にくらべ人通りは多くなっています。チラシは100枚配布。
「さっそく年配の方から声掛けがありました、孫が会社で大変な状況、生活できる賃金ではない。親も私も少ない年金で支援しなければならない、何とかならないか」とのこと。
一度相談に来てくださいと連絡先を案内しました。3月中に労働局への申入れ行動も計画しています。
静岡県選出若林洋平参議院議員が、旧ツイッターで在日クルド人に対して「日本の風習に従えないなら国へ帰れ」と排外主義的書き込みを行いました。添付の通り、静岡ふれあいユニオンを含む「静岡県ユニオンネット」は、県下共闘の仲間とともに若林参議院議員に対する抗議声明を発しました。
コミュニティ・ユニオン全国ネットワークってなに?
1975年頃からサービス業、卸・小売業、飲食店などでの雇用が急速に拡大しましたが、その多くが不安定雇用・低賃金の主婦パートでした。
こうしたなかで、1981年頃から労働組合の地域組織(地区労)を中心にして、「パート110番」などによる労働相談活動が広がりました。ある日、江戸川区労協の「パート110番」の相談に訪れたパート労働者が「私たちでも入れる組合があればいいのにね」と言ったのがきっかけとなり、1984年に「ふれ愛・友愛・たすけ愛」を合言葉にした江戸川ユニオンが結成されました。コミュニティ・ユニオン運動のはじまりです。
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