最低賃金引き上げの取組①(名古屋ふれあいユニオン)

名古屋ふれあいユニオンは、2月10日(土)の夕方、名古屋駅前で、最低賃金大幅引上げの必要性を訴える街頭宣伝を行いました。トヨタ自動車のオフィスが入るミッドランドスクエアの向かいです。

メンバーが次々とマイクを持ち、「物価高騰に賃金が追いついていない」、「格差が拡大して労働者の生活は本当に厳しい」、「外国籍の労働者はたくさんの人が最低賃金近くで働いている、最賃引上げが必要」、「時給が1500円になったらみなさん何に使いますか?いまは買えないトヨタの車が買えるかもしれない」など、現状を変える必要性をアピールしました。

また、「職場で同僚と話そう!」、「労働組合をつくって会社に賃上げを求めよう!」と、労働組合への参加を呼びかけました。関心をもって、ビラを受け取っている年代は若年層が多いようでした。

山梨ユニオン 24春闘期ホットライン「雇用・生活なんでも相談会」開催

2024春闘は物価値上げ以上の「賃上げ」を目指して要求・交渉が始まりました。法制度では、「働き方改革関連法」で時間外労働の上限規制が猶予されてきた自動車運転業務が2024年4月から年960時間の上限規制が適用されることになりました。

いわゆるバスや物流の「2024年問題」です。

また職場実態として、有給休暇が取得できない、残業代が支払われない、などの労働基準法違反など法令違反があいかわらず多く見受けられます。

「組合はないが賃上げを求めたい」など春闘や労働組合つくりの相談も応対します。

つきましては、下記のとおり「雇用・生活 何でも相談会」を、電話・メールにて相談を行ないます。面談については事前に電話予約のうえ行います。

■ 開催概要

日時:2月9日(金)~2月10日(土)両日とも10時~19時

相談ダイヤル:055-287-8113

メールでの相談:y-union@tenor.ocn.ne.jp

なお、職場でのいじめ・ハラスメントによる心の悩みについては産業カウンセラーが応対いたします。2日間の日程で、社会保険労務士、キャリアコンサルタント、産業カウンセラー、ユニオン役員が連携して相談に応じます。

最低賃金引き上げ!生活できる賃金を!10月行動月間

ユニオンネットワーク・京都は、10月6日に京都府の最低賃金改定にあわせ、京都市の繁華街・河原町三条において、最賃が上がったことを伝える街頭宣伝活動を行いました。

道行く人の過半数は外国人観光客という状況でしたが、各地の最低賃金を記載した大きな横幕は注目を集め、立ち止まって見入る人もいました。話しかけてくるのは外国人観光客がほとんどでしたが、「最低賃金を上げろという活動をしている」と説明すると、励ましてくださったり、写真を撮る方も多数ありました。

ユニオンネットワーク・京都では、10月25日にも河原町三条で「最賃アップがちゃんと反映されていますか?給与明細をチェックしよう!」との呼びかけ情宣を行う予定です。