ユニオン全国同時アクション①/京都

きょうとユニオンとユニオンネット京都は、2月21日、京都駅前・京都タワー下で「最低賃金アップ・全国一律最賃1500円!」を訴える宣伝行動を行いました。

参加者は、きょうとユニオン・ユニオンネット京都から10名。

統一バナーと、ユニオンで自作したオリジナルの「近畿地方最低賃金一覧」バナーを掲示し、「お札ビラ」を配布しつつ、「都道府県ごとで最低賃金が違うのはおかしい」「同じ仕事をしているのに、働く場所が異なるだけで最低賃金=手取り賃金が変わることは不合理」「よりよい暮らしと働き方のために、最低賃金を上げることを求めるのは重要」とのアピールを行いました。

平日夕方の駅頭には、正規非正規、様々な労働者が行き交います。
また、アルバイトが必須となっている高校生や大学生も多く通行します。

残念ながらビラの受け取りはあまり良くはありませんでしたが、「近畿地方の最賃一覧」バナーは、じっくり見てくれる人(若い人に多かった)が、結構ありました。

チラシを配布しつつ思ったのですが、「最低賃金は政府が一方的に決めるから」と思っている人が多いということです。
労働者・労働組合の働きかけがまったくもって意識されていないことを改めて感じました。

「そんな金、どこにあるねん!アホか!」と暴言を吐いて足早に立ち去るオッサンもいましたが(毎回こういう人はいますが)、こういう人にこそ届くアピールが重要ではないかと思っています。

関西ネットでは24日に大阪の2ヶ所でキャンペーン活動を行います。これについては改めてご報告します。

〈きょうとユニオン委員長 笠井弘子〉

①『ユニオンとブラック社員』(田岡春幸著)〈出版:青林 堂〉に対する名誉毀損訴訟で勝利和解 ②ファックス番号変更/プレカリアートユニ オン

①『ユニオンとブラック社員』(田岡春幸著)〈出版:青林 堂〉に対する名誉毀損訴訟で勝利和解

株式会社青林堂が出版した『ユニオンとブラック社員 働き方を考える』(田岡春幸著・2017年10月刊)に、事実と異なる記載があり、当組合と所属組合員の名誉を毀損したため、同社と著者の田岡氏に対して損害賠償を求めていた裁判で、この度和解いたしましたので報告します。

同書では、当労組が取り組んだ「アリさんマークの引越社」との労働争議について、当労組及び「社員A」とされた組合員について、複数の事実と異なる記載をし、根拠なく、当労組と組合員を貶めていました。
しかも、出版に至る過程において、当労組と組合員は、同社からも田岡氏からも、一切取材を受けていませんでした。
こうしたことから、当労組と組合員が原告となり、2017年12月、同社と田岡氏を相手取り、名誉毀損であるとして損害賠償請求訴訟を提起しておりました。

そうしたところ、2019年12月10日、東京地方裁判所において、同社と田岡氏が当労組と組合員に謝罪し、和解金40万円を支払い、同書籍のさらなる販売をしないことを約する等を内容とした和解が成立いたしました。
当労組としては、本和解については事実上の勝利であるとして、高く評価するところです。

プレカリアートユニオンを含む、個人加盟のユニオン、合同労組は、「労働の野戦病院」と言われ、日々、解雇、悪質な労災かくしやハラスメント、長時間過重労働、残業代不払いなど、職場で理不尽な目に遭った労働者からの相談に対応し、交渉、組織化、解決に取り組んでいます。
私たちは、労働問題の解決を通して、職場で困難な状態にある仲間が尊厳を取り戻し、身を守って働いて生きていく力を得るため、奔走しています。
今後も労働組合の活動、労働者の権利や労働法について、正しく理解されるよう取り組んでいきます。

②本日2019年12月18日からプレカリアートユニオンのFAX番号が変わります。登録番号の変更をお願いいたします。

FAX03-4335-0971【変更後】

ハラスメント指針に関する要請書、声明を厚労省に提出/女性ユニオン 東京

10月姫路でのコミュニティ・ユニオン全国交流集会の「女性と労働」分科会の中でも、「ハラスメント防止の指針の策定に当たって、指針が実効性のあるものになるように、各労働組合からの意見を、労働政策審議会雇用環境均等分科会宛にできるだけ早く送ってほしい」との要望が出され、議論されました。

女性ユニオン東京では、10月11日に指針に関する要請書を提出。11月13日には、指針素案に関する声明文を厚労省に送付しました。

<女性ユニオン東京>

■ 下記から声明文と要望書をダウンロードできます

>>声明文はこちらから

>>要望書はこちらから