関西ネット①/最低賃金引き上げ・生活できる賃金を!ユニオン全国同時アクション22

〈ユニオン関西ネット共同代表 笠井弘子〉

2月25日、大阪労働局ならびに大阪商工会議所へ、最賃の大幅賃上げを要求する申し入れ行動を行いました。

大阪労働局では賃金課・主任地方賃金指導官の恩田氏が対応。関西ネット木村事務局長の申し入れに関する説明をきちんと聞いてくれたと感じました。

恩田氏からは、ユニオンの組合員の業種や職種はどのようなものか、といった質問もあり、それに対しては、あらゆる業種や職種からの加入があり、総じて低賃金であること、非正規労働者が多いこと、よって最低賃金の大幅引き上げは急務であることを伝えました。

大阪商工会議所では、理事・総務企画部長の丸山氏と、総務企画部次長兼企画広報室課長の藤田氏が対応。中小企業での賃上げが困難である背景には大企業に対して立場が弱いことがあるのは承知しているが、そういった商習慣を改善する必要がある、生存権を確保するためにも賃上げがなんとしても必要であると伝えたところ、丸山氏からは、大企業との取引にあっては適正な価格で行うべく「パートナーシップ構築宣言」を推進し、適正利潤を確保しつつ好循環を作る取り組みを進めているとの回答がありました。

「パートナーシップ構築宣言」については下記サイトをご参照ください。

https://www.biz-partnership.jp/index.html

どちらも概ね誠実に話を聞いてくれたかと感じました。

ただ、コロナ禍ということもあり、申し入れの人数を3名と制限され、ちょっとそれで押し問答になったりしましたが、どちらも4名が入室し、申し入れを行い、意見を述べました。

商工会議所での申し入れのあと、商工会議所前にて最賃引き上げの街頭情宣を行いました。

「お札ビラ」の受け取りはよかったと思います。

最低賃金引き上げ10月行動月間/兵庫③

明石地区では、選挙の関係で延期していた最低賃金宣伝行動を11月5日㈮夕刻に行いました。当日は5時半から明石駅前に明石地労協・あかし地域ユニオンの仲間20人が参加してティッシュとチラシを配布し、「兵庫県は928円に引き上げられたが、フルタイムで働いても年間160万円にしかならない」「暮らせる賃金にするため今すぐ1000円に、速やかに1500円に」と訴えました。

〈兵庫県パート・ユニオンネット 森口知子)

最低賃金引き上げ10月行動月間/阪神地域の報告

 

 

 

 

10月6日に、武庫川ユニオン、ユニオンあしや、自治労臨職部会、29人の参加で行いました。

交替でマイクでの訴えとビラ・ティッシュをみんなで配布しました。

「最低賃金が928円になったこと。28円の引き上げがあったが、まだまだ生活できる賃金ではないこと。」

「あなたの最低賃金は守られていますか?と月給、日給の人も自分の時間給を計算してみてください」とも…。

「地域によって最低賃金がちがうのはおかしいこと。みんなで声をあげましょう!」など訴えました。

ビラ、ティッシュを受け取ってもらうのは、なかなか難しいですが、臨職部会の1人の仲間が「働く仲間からのお知らせです~」

と配っていて、受けとってくれる人が多かったです。

次から「この言葉いただこう」と盛り上がりました。

人通りも多く配る人も多かったので、40分ほどで300枚のビラがなくなりました。