『なんとかしろ物価高!賃金上げろ!春闘デモ』を開催/関西ネット

〈コミュニティ・ユニオン関西ネットワーク共同代表 笠井弘子〉

3月19日(日)コミュニティユニオン関西ネットワークの主催で、『なんとかしろ物価高!賃金上げろ!春闘デモ』を開催しました。

大阪メトロ四ツ橋駅近くの堀江公園で集会を行い、若者たちや観光客で繁華なアメリカ村を経由して難波までデモ行進を行いました。

今回のデモでは、みんなを助けるアンパンマンを取り上げ、アンパンマンマーチの替え歌『ユニオンマーチ』を歌い、アンパンマン風船を通行人に配りました。

アンパンマンの風船が公園で遊んでいた子どもたちに大人気でした。風船を手渡すときに、子どもたちのパパやママたちにも、ユニオンのことをアピールできたのはよかったと思います。

デモ中には、通行人が、手を振ったり、スマホで撮影したり、「アンパンマ~ン」と何度も叫んだり、反応が多くて楽しいデモでした。

以前のデモでは、赤信号の度に止まらせられたり、警察の誘導には何度も抗議しまたが、今日は、赤信号でも直進するなど、円滑に誘導してもらって、気持ちよくデモできました。現場で主張することが大事だ、と改めて感じました。

物価高に対し、コミュニティユニオンも春闘を頑張ります。

関西ネット② /2月ユニオン全国同時アクション

〈コミュニティ・ユニオン関西ネットワーク共同代表  笠井弘子〉

2月26日、ユニオン全国同時アクションに際して、コミュニティ・ユニオン関西ネットワークはJR天満駅前での情宣を行いました。

現行の最低賃金と各地のユニオンの連絡先を記載したチラシを入れたティッシュを配布し、最低賃金の賃上げ・再改定を呼びかけました。

1000個用意したティッシュは1時間足らずの間にすべて受け取ってもらえました。情宣に対する反応も良かったと感じています。

 

関西ネット① 労働局再改定申し入れ/2月ユニオン全国同時アクション

〈コミュニティ・ユニオン関西ネットワーク共同代表  笠井弘子〉

コミュニティ・ユニオン関西ネットワークの大阪労働局交渉のご報告をお送りします。

コミュニティ・ユニオン関西ネットワークは2月22日、大阪労働局に対し、最低賃金の再改定と目安制度の改正についての要請を行いました。

最賃法12条では「都道府県労働局長は、地域別最低賃金について、(…)必要があると認めるときは、(…)その改正の決定をしなければならない」と定めています。生計を維持するために必要な基礎的支出項目の物価上昇が著しい状況にある中、今こそ「必要な時」であるとして、速やかな最低賃金の再改定と、それが困難であればせめて10月を待たず前倒ししての改定を要請しました。

大阪労働局の担当者は、物価上昇については審議会でも語られた、先の最低賃金改正による大阪府下の労働者への影響率は24.6%であったことを回答し、要請については「ご意見として伺い、本省に報告する」との回答にとどまりました。

関西ネットは、24.6%という数値はかなり大きなものであること、29万6000人もの労働者が最低賃金で働いていることを重く受け止め、速やかに最賃審議会の手続きを進めることを重ねて要請し、大阪労働局としての意見を取りまとめ、本省に具申するよう求めましたが、これについても明確な回答を得ることはできませんでした。

関西ネットは引き続き最低賃金の賃上げ要請とアピール行動を行っていきます。