東京管理職ユニオン、アマゾンジャパン労働組合を結成。

11月4日、東京管理職ユニオンは、記者会見を行い、インターネット通販大手「アマゾンジャパン」で労働組合を結成したことを発表しました。

 ユニオンは、アマゾン・ジャパンが業務改善計画(PIP)を用いた退職勧奨を問題視し、PIPの廃止を求めています。達成困難な課題を示したり、90日間で課題を達成できなければ降格や解雇を受け入れるよう書面で承諾を求めたりするケースが起きています。労組結成に参加した従業員は、「何を改善すれば良いか聞いたが、『自分で考えろ』と言われただけだった」、「自己批判をさせ、絶えず『(会社を)辞めた方が良いのではないか』などと圧力をかけられた」などと証言しました。

今年8月には、アメリカのニューヨーク・タイムズが、アマゾン本社の過酷な労働環境を報じた他、イギリス・フランス・ドイツ・ポーランドのアマゾン社でも労組がつくられています。アマゾンジャパン労組の結成は、朝日新聞日本経済新聞産経新聞時事通信などでも報道されました。(写真は、レイバーネットより。Created by staff01)

コミュニティ・ユニオン全国交流集会inあいち、マスコミの報道

9/26(土)~27(日)に愛知県刈谷市で開催された、「第27回コミュニティ・ユニオン全国交流集会inあいち」が、朝日新聞毎日新聞で報道されました。

全国交流集会は、名古屋ふれあいユニオンなど、愛知・東海地域の地元実行委員会に支えられて成功をおさめることができました。全体集会で、中谷雄二弁護士と中京大・大内裕和教授が「社会的危機と対峙する労働運動を」のテーマで講演し、二日目は14の分科会で経験交流・討論を進めました。

キャバクラの労働相談、フリーター全般労組が紹介される

9/24付け朝日新聞で、「キャバクラ、横行する労働違反」と題して、フリーター全般労組の取り組みが紹介されました。

 記事では、キャバクラで給料の未払いや違法な控除などが横行していることや、派遣社員とダブルワークで週末にキャバクラで働いていた女性が、フリーター全般労組がつくる「キャバクラユニオン」とともに、給料の未払いを解決する団体交渉が紹介されています。労組メンバーが「相談者の8割以上が貧困だ。腎臓や肝臓を壊しても、労災認定も失業保険もない。履歴書にも空白期間が生まれがちで、転職しにくくなる実態もある」と指摘しています。
朝日新聞の記事 キャバクラ、横行する労働違反 給料未払いや違法な控除」
(写真は、キャバクラユニオン結成記者会見)