(報告④)よこはまシティユニオン/最低賃金引き上げ・生活できる賃金を!ユ ニオン全国同時アクション22

〈よこはまシティユニオン〉

2/26(土)に湯河原駅(神奈川県)と、隣の熱海駅(静岡県)周辺の商店街を歩きま わり、バイト募集の張り紙や看板を調べ、賃金額を見比べました。

全国チェーンのファストフード店は、各県の最賃ドンピシャ額でしたので、その差は 127円。全国チェーンの居酒屋は、同額でした。その他、最賃割れの募集もありまし た。

コロナ禍ゆえ、そもそも多くの店がまだ閉まっており、やっと開いたが人を雇う どころでないという感じも漂っており、募集自体が例年に比べ少なかったです。 現在、組合員が各自、自宅周辺の求人広告を調べています。

後日、ユニオンで集約 し、地域による格差などの実態について報告できればと思います。

関西ネット①/最低賃金引き上げ・生活できる賃金を!ユニオン全国同時アクション22

〈ユニオン関西ネット共同代表 笠井弘子〉

2月25日、大阪労働局ならびに大阪商工会議所へ、最賃の大幅賃上げを要求する申し入れ行動を行いました。

大阪労働局では賃金課・主任地方賃金指導官の恩田氏が対応。関西ネット木村事務局長の申し入れに関する説明をきちんと聞いてくれたと感じました。

恩田氏からは、ユニオンの組合員の業種や職種はどのようなものか、といった質問もあり、それに対しては、あらゆる業種や職種からの加入があり、総じて低賃金であること、非正規労働者が多いこと、よって最低賃金の大幅引き上げは急務であることを伝えました。

大阪商工会議所では、理事・総務企画部長の丸山氏と、総務企画部次長兼企画広報室課長の藤田氏が対応。中小企業での賃上げが困難である背景には大企業に対して立場が弱いことがあるのは承知しているが、そういった商習慣を改善する必要がある、生存権を確保するためにも賃上げがなんとしても必要であると伝えたところ、丸山氏からは、大企業との取引にあっては適正な価格で行うべく「パートナーシップ構築宣言」を推進し、適正利潤を確保しつつ好循環を作る取り組みを進めているとの回答がありました。

「パートナーシップ構築宣言」については下記サイトをご参照ください。

https://www.biz-partnership.jp/index.html

どちらも概ね誠実に話を聞いてくれたかと感じました。

ただ、コロナ禍ということもあり、申し入れの人数を3名と制限され、ちょっとそれで押し問答になったりしましたが、どちらも4名が入室し、申し入れを行い、意見を述べました。

商工会議所での申し入れのあと、商工会議所前にて最賃引き上げの街頭情宣を行いました。

「お札ビラ」の受け取りはよかったと思います。