きょうとユニオンとユニオンネット京都は、2月21日、京都駅前・京都タワー下で「最低賃金アップ・全国一律最賃1500円!」を訴える宣伝行動を行いました。
参加者は、きょうとユニオン・ユニオンネット京都から10名。
統一バナーと、ユニオンで自作したオリジナルの「近畿地方最低賃金一覧」バナーを掲示し、「お札ビラ」を配布しつつ、「都道府県ごとで最低賃金が違うのはおかしい」「同じ仕事をしているのに、働く場所が異なるだけで最低賃金=手取り賃金が変わることは不合理」「よりよい暮らしと働き方のために、最低賃金を上げることを求めるのは重要」とのアピールを行いました。
平日夕方の駅頭には、正規非正規、様々な労働者が行き交います。
また、アルバイトが必須となっている高校生や大学生も多く通行します。
残念ながらビラの受け取りはあまり良くはありませんでしたが、「近畿地方の最賃一覧」バナーは、じっくり見てくれる人(若い人に多かった)が、結構ありました。
チラシを配布しつつ思ったのですが、「最低賃金は政府が一方的に決めるから」と思っている人が多いということです。
労働者・労働組合の働きかけがまったくもって意識されていないことを改めて感じました。
「そんな金、どこにあるねん!アホか!」と暴言を吐いて足早に立ち去るオッサンもいましたが(毎回こういう人はいますが)、こういう人にこそ届くアピールが重要ではないかと思っています。
関西ネットでは24日に大阪の2ヶ所でキャンペーン活動を行います。これについては改めてご報告します。
〈きょうとユニオン委員長 笠井弘子〉