全国交流集会での争議報告会で報告されている争議のWeb署名です。
11月4日判決!「大阪高裁は公正判決を出し、仕事を奪われた労働者を救済してください!」
■ Change.org キャンペーンにご賛同を!
〈なかまユニオン〉
東リ株式会社に対し、元請負会社の従業員5人が、大阪高裁で直接雇用を争っている控訴審は、7月13日に結審し、判決日が11月4日に決まりました。
控訴審開始当初から、裁判長は、東リの偽装請負の実態解明に積極的な姿勢を見せていました。
心配だった一発結審を逃れ、控訴審は結審まで7回の期日を重ねました。
3月9日には証人尋問も行われ、本来であれば採用されるはずの無い、一審の神戸地裁で採用された原告証人を、再び控訴審でも採用するという異例のことまで起こりました。
これは裁判長が、一審判決に疑問を持っている証拠と言えます。
しかし、いくら有利に審理を進めていても、実際に立場の弱い労働者が大企業相手に裁判で勝つことは非常に困難です。事実、一審の神戸地裁でも勝てると信じていましたが、結果的には不当判決で終わってしまいました。
2015年10月施行の改正労働者派遣法の『労働契約申込みみなし制度』(違法派遣・偽装請負を受け入れていた企業は、その派遣労働者に対し労働契約を申し込んだとみなす。労働者が承諾の意思を示せば、労働契約が成立する。)に基づくこの裁判は、全国初の試みであり、もしこれに勝利すれば、その他の違法派遣・偽装請負状態にある非正規労働者にも直接雇用のチャンスが生まれます。
これまで、企業が違法派遣・偽装請負を受け入れても、裁判において雇用責任を取らせたケースはありません。
それでは違法企業がはびこるのを止めることはできません。
この流れを変えることができるのは、この裁判に勝利することであり、そのためには、社会的な力で裁判所に公正判決を求めて行く必要があります。
『公正判決を求める署名』を判決直前まで続けて参りますので、ぜひとも、皆様のご協力をお願い致します!
※ 判決:11月4日(木)13時15分 大阪高裁 法定未定
■ web署名のご協力はこちらから
https://www.change.org/Asking-the-Osaka-High-Court-for-a-Fair-Judgment