CUNN事務局通信(2026.03.10)
目次
闘い
1.「茨城県『不法就労者』通報制度の創設に対する反対声明」(添付ファイル参照)
茨城県が、オーバーステイの外国人労働者を見つけたらお金がもらえるという、とんでもない条例を作ろうとしています。報道は以下の通りです。「外国人の不法就労通報で報奨金、茨城県が創設へ 『差別助長』懸念も」
https://www.asahi.com/articles/ASV2M343WV2MUTIL00PM.html
CUNNも各団体と連名で反対声明を発表しました。地元では申し入れなども行われています。
2.「原発内被ばく労働を考える春闘行動、集会など」(添付のチラシ参照)
昨年のえひめ集会の交流会に参加された原発関連労働者ユニオンが、春闘行動や集会を開催しています。福島の事故以前から被ばく労働者の取材をして、積極的に(というかほぼ唯一)記事を書いてきた片山夏子さん(東京新聞)の講演があります。福島第一原発で働いて白血病になり、東京電力などを相手取る損害賠償裁判を闘う、あらかぶさんのお話もあります。また、チラシにもある通り、3月15日に大阪、3月28日には愛媛で集まりが企画されています。
情報
1.「雇用機会均等法施行40年 非正規の7割女性の選択?」(3/8毎日から)
採用は配置で性別を理由とする差別を禁じる男女雇用機会均等法の施行から4月1日で40年を迎える。賃金水準が低い非正規労働者は、今も約7割が女性。総務省の2025年の労働力調査によると、正社員の仕事がないため仕方なく非正規を選ぶ「不本意非正規」の割合は女性では6.2%と一見少ない。しかし女性が低処遇の働き方を選ばせる構造がある。そもそも「不本意」とされるのは、「正規の職員・従業員の仕事がないから」を選択した人だけで、「家事・育児・介護などと両立しやすいから」、「自分の都合のよい時間に働きたいから」を選ぶと「不本意」とはされない。
大阪府内の生協で配達のパートを約15年間続ける女性(58歳)は、10年前に離婚し、当時中高生の娘2人と暮らしていた。高校生の長女がうつ病を発症し、仕事を終えると急いで帰宅し娘のケアに追われる毎日で、フルタイムの正規職を目指すことは考えられなかった。ようやく子供たちが巣立ったころには年齢は50代となり、正規職登用のハードルは高かった。時給は高くなってきたが、代わりのように一時金や退職金が廃止された。昇給も3年で頭打ちだ。今、老後の不安に直面している。
(文責 川本浩之)