最低賃金引上げ街頭行動/ユニオンみえ

3月3日(土)、津市の三重県総合文化会館の入口で最賃引上げキャンペーンを行った。ユニオンカーを横付けにして、10人程の組合員が黄色のジャケットを着て、通行人らにチラシ配りをした。
興味をもった人にはシールを渡して、最賃820円(三重県の最賃時給額)から1,500円までの4段階で求める希望額を選択してもらうアンケートに参加してもらった。
見込みが少し外れて通行人が意外に少なかったが、1時間程の宣伝でチラシは100枚捌け、アンケート参加者は17名で半分以上の9名が最賃時給1,500円を希望する欄にシールを貼った。
ユニオンみえでは、これまで津の駅前でキャンペーンを行ってきたが、人が集まりやすい場所がなかなか見つからない。今回は県の総合文化会館の入口を狙ってみたが、期待するほどの人通りがなかった。色んな場所を考えて、これからも最賃キャンペーンの機会を試していきたい。

三交タクシー闘争についての呼びかけ/ユニオンみえ

1月4日に三交タクシーユニオンが伊勢でストライキ突入方針で支援要請いたしましたが、会社があっせんを1月に受ける旨回答したので、ストライキは労働委員会あっせんが決裂時に行う(延期)こととし、1月4日は9時~津・三重会館向かい・津市まん中広場にて、三交タクシーユニオン2018年旗開き兼三交タクシーユニオン闘争支援決起集会の開催に切りかえます。
皆様のご支援をよろしくお願いします。
(出席・激励ファックス等)

FAX.059-225-4402 ユニオンみえ

ユニオンみえ シャープ派遣フィリピン人の解雇無効!

3月14日、津地方裁判所は、シャープ三重工場で働いていたフィリピン人労働者が解雇は不当だとして地位保全と賃金支払いを求めた仮処分申請について、派遣会社ジーエルに対して解雇は無効だとして賃金の仮払いを命じることを決定した。ユニオンみえは、シャープピノイユニティ(SPU)に結集するフィリピン人労働者とともに職場復帰を求めている。

シャープ三重工場では昨年8月末にフィリピン人派遣労働者50人が経営悪化を理由にジーエルから解雇された。しかし、仮処分決定では「倒産が避けられないほどの必要性は認められず、解雇を回避する努力を尽くしたともいえない」として、解雇者の人選に合理性はなく配置換えも可能だったと判断した。

ユニオンみえの広岡法浄書記長は「期間労働者の権利が認められた決定で、組合の完全勝利」とコメント。仮処分が認められた3名を含むSPUのフィリピン人労働者37名は、ジーエルや事実上の使用者「三重テック」などを相手に正式な処分を求めて津地裁に提訴する。(詳しくは、読売新聞毎日新聞の報道、ユニオンみえブログをご覧ください)