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労働者を国が労災だと認定した際、事業主に不服を申し立てる権利があるかが争われている訴訟の上告審で、最高裁第一小法廷(堺徹裁判長)は3月28日付で、当事者双方の意見を聞く弁論を6月10日午前11時に開くと決めました。
労災保険給付支給処分取消訴訟に対して事業主に原告適格を認めるという東京高裁の不当判決は見直される可能性がでてきました。最高裁でしっかりと勝ちきり、メリット制の改廃を目指す闘いが重要になります。
全国のコミュニティ・ユニオンの連帯と労働弁護団や過労死弁護団や家族の会とも固く連帯して、取り組みを進めていきます。下記の要領にて仲間のみなさまのご参集を呼びかけます。
◆日時:2024年6月10日(月曜)11:00~最高裁第一小法廷(先着順)
◆事前行動・集会の集合時間10:00~
詳しくは、東京管理職ユニオンにお問い合わせください。
TEL:03-5341-4905 FAX:050-6875-6955
3月24日、コミュニティ・ユニオン関西ネットワークは「なんとかしろ物価高!賃金あげろ春闘デモ」と集会を開催しました。あいにくの雨天で桜も今年はまだつぼみのまま。でも、50名を超える参加者が集会会場の堀江公園に結集。それぞれのユニオンでの取り組みや争議支援をアピールしました。
集会後は若者や観光客で賑やかなアメリカ村を経由して難波までデモ行進。「アンパンマンマーチ」や、「カントリーロード」の替え歌やコールで賃金アップやユニオンへの結集を呼びかけました。沿道の反応も良かったです。雨も上がって、アピールにも気合いが入りました。
3月23日、ユニオンネットワーク・京都では「24春闘勝利!京都決起集会」を開催しました。同ネットに参加する労組、きょうとユニオンの各分会、京都地域で活動する市民団体からの報告を共有する集会を開催した後、京都市内の繁華街、河原町通りをデモ行進。参加は38名。雨天でしたが、デモ中は雨もやみ、沿道の方たちにもアピールしました。
コミュニティ・ユニオン全国ネットワークってなに?
1975年頃からサービス業、卸・小売業、飲食店などでの雇用が急速に拡大しましたが、その多くが不安定雇用・低賃金の主婦パートでした。
こうしたなかで、1981年頃から労働組合の地域組織(地区労)を中心にして、「パート110番」などによる労働相談活動が広がりました。ある日、江戸川区労協の「パート110番」の相談に訪れたパート労働者が「私たちでも入れる組合があればいいのにね」と言ったのがきっかけとなり、1984年に「ふれ愛・友愛・たすけ愛」を合言葉にした江戸川ユニオンが結成されました。コミュニティ・ユニオン運動のはじまりです。
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「コミュニティ・ユニオン全国ネットワーク」 の加盟組織は全国各地に広がっています。パートでも、派遣でも、外国人でも、だれでも、ひとりでも、お気軽にお悩みをご相談ください。
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