CUNN事務局通信(2026.04.13)
目次
闘い
1.「国籍の違いを超えて 三重県庁前抗議行動」(ユニオンみえ 日系フィリピン人組合員Rさん」
私たちは三重県庁前に集まり、日本の未来に対する真摯な願いを伝えました。日本の強さは、この国で働いてきた人たちのたゆまぬ努力と犠牲によって築かれてきました。その長年の貢献にもかかわらず、外国人が県職員から排除されるという問題に直面しています。日本が人口減少という課題に直面する中で、社会全体の結束と開かれた姿勢、協力が必要です。私は日本にルーツを持つフィリピン人として、差別に反対するコミュニティの一員として、働く意欲のある人々に公平な機会を提供することが日本の持続的な成長を支える力となると信じています。言語、宗教、国籍の違いを超えて、私たちは同じ人間です。相互の理解や尊重を選ぶことで、日本は伝統を未来を兼ね備えた強い国へと前進していくことが出来るでしょう。
(昨年12月25日、三重県の一美知事が県職員に外国人を採用していくことを制限していくと突然表明しました。1月8日に開かれたユニオンみえの旗開きでも大きな話題となりました。ユニオンみえは、組合員の3割ほどが外国人労働者で占められています。三重県の人口に占める外国人の割合は4%程度です。外国人労働者は劣悪な労働条件で働いており、多くの外国人労働者がユニオンみえを頼りにしています。三重県知事の外国人差別に対するたたかいに取り組んでいくことが、ユニオンみえの今年の課題であることが確認されました。)
情報
1.「お客様が『安心』と感じるか 『空の安全』の裏には社員の懸命な努力」(日経から)
ANAホールディングスの会長である片野坂真哉氏が半生を振り返る連載記事。初めて挨拶に行った翌日知ったことだが、義父は大手ガス会社の役員だった。思ったことは率直に口にし、忖度とは無縁の人。「ガス会社はタンクの爆発、航空会社は事故があるよな。会社が『安全』というだけでは不十分。お客様が『安心』と感じるかだよ」という言葉は航空の安全についての大きな示唆となった。
1991年、パイロットの勤務や訓練計画を立てる航空本部乗員計画課の勤務となった。休日も費やしてフライト、訓練、定期健診などを割り付けたシフトが、乗員との会議で、「スケジュールがきつすぎる」などと突き返されることもしばしばだった。一から作り直すことになるが、そうした経験を経て、乗員の思いや矜持を徐々に理解できるようになった。「空の安全」の裏には、乗員をはじめ様々なグループ社員の懸命な努力があることを、多くの人に知っていただきたいと思う。
(文責 川本浩之)