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事務局(よこはまシティユニオン)
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2025.7.7

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情報

1.春闘 大手と中小の格差は広がる、夏の一時金(賞与)は

7月3日、連合が春闘の最終集計結果を公表した。平均賃上げ額は月額1万6356円で平均賃上げ率は5.25%だった。このうち中小企業組合(組合員数300人未満)は、平均賃上げ額が月額1万2361円、賃上げ率は4.65%。元々中小の方が賃金が安いので、格差は拡大したことになる。連合は要求目標として全体では5%以上、中小は6%以上を掲げたが、実現しなかった。

経団連が発表した大手企業の夏の賞与・一時金に関する集計によると、1981年以降で過去最高の99万848円だった。増加は4年連続で、昨年夏に比べ4.37%増えた。業種別では化学の伸び率が28.99%と最も高く、造船(11.01%増)、非鉄・金属(10.80%)が続く。一方で減少したのは鉄鋼(7.00%減)、運輸(2.24%減)、自動車(2.03減)など。

1.児童のいる世帯の『母の仕事あり』8割を超す

厚生労働省が4日発表した2024年国民生活基礎調査によると、児童のいる世帯のうち、母親が仕事をしていると回答した世帯の割合が80.9%に上った。雇用形態別にみると、正規が34.1%、非正規は36.7%、その他が10.1%だった。

 ちなみに2004年の同調査によると、母親が仕事をしている世帯は56.7%で、雇用形態別で正規は16.9%、非正規が26.2%、その他が13.6%だった。
(文責 川本浩之)
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