通無期転換逃れ雇止めを許さない東京高裁傍聴、厚労省合同ヒアリング(院内集会)参加のお願い/ユニオンネットお互いさま

日通無期転換逃れ雇止めを許さない東京高裁傍聴のお願い 日本通運の無期転換逃れ(労働契約法18 条潜脱)の裁判が、2020 年10 月1 日の東京地裁の不当判決により、現在東京高裁で闘っています。

東京高裁が公正な審理・判決を出すことを求めて、個人署名活動を行ってきた結果25000 筆を越える署名が寄せられ、更に無期転換逃れは、日本通運が全社的方針で行ったことから、秋田副社長の証人申請をしており、公正な審理のためには不可欠な人物です。このことを求めた団体署名も昨年末からお願いし、420 の団体から署名をいただきました。

東京高裁での控訴審は、第1 回が2021年3月15日に開催され、その後は裁判所との電話会議が6回開催され、3 月22 日( 火) に1 年ぶりに第2 回裁判が101号法廷で開かれます。

東京地裁の判決は、有期雇用労働者の保護を目的とした労働契約法18条の趣旨を全く無視し、一職場の請負業務の失注により期待が消えたとする不当判決です。日本通運は、労契法18条が施行され、5年の「不更新条項」を有期雇用労働者の雇用契約書に挿入してきました。

その動機は日本通運本社の資料でも「今次法改正(労契法18条)に伴う変更点は、無期転換権が発生し、労働者が行使した場合に、契約が有期から無期に転換するということのみであり」と明確に認識した上で「不更新条項」を挿入してきています。この解雇は日本通運が、全社的に一斉に行った不当解雇であり多くの有期雇用労働者が一斉に解雇されています。この事実を無視し東京地裁判決は、日本通運が行った無期転換逃れという事実を無視し、一職場の請負業務が失注に矮小化してきています。

この間、多くの仲間の支援により闘い続けておりますが、東京地裁判決を正し、東京高裁で公正な判決を出させ、Oさんが堂々と日本通運の職場に復帰するために、闘い続けていきます。

具体的には下記の日程で、厚労省の担当者も出席予定の「無期転換ルールの改正を求める院内集会」、そして高裁での裁判が行われます。 集会への参加と東京高裁での傍聴をお願いいたします。

●労働契約法18条 無期転換ルールの改正を求める院内集会 第2 弾

2月28日(月)11時~  参議院議員会館B 104会議室

●東京高裁第2 回公開法廷への傍聴の願い

3月22日(火)11時  東京高裁 101号法廷

※傍聴へのお願い-コロナ禍の状況しだいで、傍聴席数の制限が予想されます。 傍聴可能な方は、事前に下記までご連絡いただければと思います。  よろしくお願いします。

※連絡先 ユニオンネットお互いさま

TEL 070-6576-2071

FAX 03-5577-7263

メールinfo@otagaisama.org