HOME
兵庫県パート・ユニオンネットワーク(県ネット)は2月22日、ユニオン全国同時アクションの一環として2020ひょうごパートアクションを取り組みました。当初の予定は、午前中は各地域が最寄りの駅で署名・宣伝を行い、午後から神戸三宮に集結し、集会とデモ、署名行動を実施することになっていました。
ところが、当日はあいにくの雨で午後に予定していた全体集会とデモも中止。それでも午前中の行動に、阪神地区37人、明石7人、姫路7人が参加し、最低賃金1500円の早期実現に向けた署名行動を展開し、74筆の署名が集約されました。
また、ひょうごユニオンは今春闘の取り組みとして2月15日(土)~16日(日)、県下一斉・非正規雇用ホットラインを開設しました。事前に、マスコミへの要請や8つの地域ユニオン(各ユニオン7人~10人)がビラ配布を行いましたが、新聞報道はありませんでした。唯一、サンテレビが神戸ワーカーズを取材したため、神戸ワーカーズには7件の相談がありました。
実施日時 2月22日(土) 午後5時~6時
場所 新宿区大久保駅前
参加者 組合員7名
最賃キャンペーンの横断幕を掲げ、統一チラシを配布しました。 5人の組合員がリレートークをして、女性労働者の貧困や生き難さの実態を伝え、 人間らしい生活を取り戻すために、最低賃金をアップする運動に参加しようと訴えま した。
コロナウィルスの影響もあってか、人通りがいつもより少ないように思いました。 外国人労働者が多い場所なので、チラシの受け取りはいまいちでしたが、チラシを受 け取らない人も 「最賃1500円にしよう」という声には振り向く人が多かったです。 「全国一斉行動をしています!」という呼びかけは効果的だと思いました。
2月23日(日)、『下町春闘一日キャラバン』に取り組みました。 ユニオン全国ネットの『ユニオン非正規春闘』、全国同時アクションの一環として行 い、『最低賃金 今すぐ全国どこでも時給1000円以上に! 速やかに時給150 0円の実現を求める署名』に取り組みました。
全国ネットで作成した『最低賃金どこでも時給1500円』の新しい横断幕を広げ、 宣伝カーで錦糸町駅北口と小岩駅北口でアピールしました。
ユニオンの宣伝ティッシュと最賃引上げのビラを配布し、道行く人に署名をお願いし ました。 当日は快晴でしたが強い風が吹く中を16名が参加し、50筆近い署名を集めることが できました。
行動の最後に、千葉県と江戸川区の県境である江戸川の市川橋で、最低賃金額が川を 渡ると90円も差があることをアピールして行動を終えました。
〈下町ユニオン〉
コミュニティ・ユニオン全国ネットワークってなに?
1975年頃からサービス業、卸・小売業、飲食店などでの雇用が急速に拡大しましたが、その多くが不安定雇用・低賃金の主婦パートでした。
こうしたなかで、1981年頃から労働組合の地域組織(地区労)を中心にして、「パート110番」などによる労働相談活動が広がりました。ある日、江戸川区労協の「パート110番」の相談に訪れたパート労働者が「私たちでも入れる組合があればいいのにね」と言ったのがきっかけとなり、1984年に「ふれ愛・友愛・たすけ愛」を合言葉にした江戸川ユニオンが結成されました。コミュニティ・ユニオン運動のはじまりです。
>>さらに詳しく見る
お住まいの地域に、ご相談できる組織があります。
「コミュニティ・ユニオン全国ネットワーク」 の加盟組織は全国各地に広がっています。パートでも、派遣でも、外国人でも、だれでも、ひとりでも、お気軽にお悩みをご相談ください。
▼お住まいの地域をクリック!