5月22日日比谷野音集会、労働法制阻止!全国キャラバン

1.
「働き方改革」関連法案が今日23日にも衆院厚生労働委員会で強行採決されるかもしれないという緊迫した情勢の中、5月22日、首相官邸前に全国過労死を考える家族の会が安倍首相への面会を求めて座り込みを開始しました(本日23日も雨天の中、行われています)。
夜には、日本労働弁護団主催による高度プロフェッショナル制度の導入に反対する集会が日比谷野外音楽堂で行われ、集会後、国会請願デモが行われた。請願デモでは、野党の国会議員とエールの交換が行われました。各政党からは、政府与党による強行採決を絶対に阻止する決意が表明されました。

この集会には、首都圏のユニオンのほか、CUNN事務局が把握している範囲でも、ユニオンみえ20名をはじめ、神戸ワーカーズユニオンを含む神戸地区労、静岡ふれあいユニオン、ひょうごユニオン、なにわユニオン、山梨ユニオンからも参加がありました。
同時開催された札幌、名古屋、大阪、福岡の集会とインターネット中継でつながり連帯が確認されました。札幌では札幌地域労組、札幌パートユニオン、名古屋では名古屋ふれあいユニオンの参加が確認できました。
また、兵庫では同時間帯に、街頭宣伝行動が取り組まれました。

2.
労働法制阻止!全国キャラバンが東京着! 
「8時間働けば生活できる社会を」労働法制改悪を阻止するための全国運動実行委員会」
  連絡先/全国一般労働組合全国協議会、ユニオン全国ネット
  さまざまな労働組合、労働団体と全国労働安全衛生センター連絡会議、(特非)
東京労働安全衛生センター、NPO法人派遣労働ネットワークが参加。
 ・4/17 東京・連合会館で出発集会
 ・4/20 南ルート沖縄、北ルート帯広から行動開始 …34都道府県40余地域
 ・5/22 昼 東京行動/争議支援行動、東京労働局申し入れ、日本経団連前抗議行動 
     夜 日比谷野音集会・デモ/日本労働弁護団主催
  
 全国ネット加盟ユニオンの参加状況 (22都道府県)
 〈北〉 北海道(4/20帯広、4/21釧路、5/7札幌)
     岩手5/9  山形5/14  千葉5/19  茨城、栃木5/21
 〈南〉 福岡(4/26福岡、4/27.29北九州) 大分5/20
     広島5/8-9  岡山5/10  鳥取5/11  兵庫5/11
     大阪5/14   京都5/15 
     三重5/16  岐阜、愛知、長野5/17  静岡5/18
 神奈川5/21
 〈四国〉愛媛5/9
 〈東京〉5/22

ひきつづき、各地から労働現場の実態を明らかにしながら、
「働き方改革」=「働かせ方改悪」関連法案を廃案に!
8時間働けば暮らせる社会へ!
我々の働き方を勝手に決めさせるな!
と、各地で声をあげよう!
法案阻止に向けてできることは何でもやろう!

大阪 京都・労働法制改悪阻止!全国キャラバン②/関西ネットワーク

労働法制改悪阻止!全国キャラバン大阪行動の一環で行った自民党申し入れについて、5月14日に自民党側が受け取りと回答を拒否したため、22日に再度申し入れを行いました。
そのときの様子をサポートユニオンwithYOUの堤さんがまとめて下さったのでおご報告としてお送りします。
〈ユニオン関西ネット共同代表 笠井弘子〉

■ 2015/5/22日自民党府本部申し入れ行動の報告

5月22日午後1時からコミュニティ・ユニオン、全労協、教育合同など10名が集まり、自民党大阪府本部に『「働き方改革」関連8法案の廃案を求める公開質問』に対する回答を求めに行きました。

自民党府本部の事務長は「そんなものは知らない、対応も回答もしない、出てください」というだけの対応でした。
他の対応に出た事務員もただただ「出てください」と言うのみでした。

改めて事前に書面による申し入れを行っていたにもかかわらず、前回の申し入れ行動に応対する態度と全く変わらず、市民・労働者の声を聴こうとしない態度に申し入れ行動を行った一同はあきれ返るばかりでした。
あまりの応対に一同が抗議の声を上げると事務長は警察を呼びました。
警察が来るまでの間、抗議の声を上げ続けましたが、『安倍首相の「市民の声には丁寧に答える」』に反する応対はまったく変わりませんでした。東京の自民党本部に本日の対応について抗議文と公開質問状を送ることを通告しました。

大阪東署から公安が到着し、まず事務室の外に事務長を呼び事情聴取。公安に対しサポートユニオンwithYOUから堤が名刺を渡し対応、事情を話して何事もなく建物の外に出ました。

抗議行動終了後自民党本部に抗議文と公開質問状を送ること、各野党に今回の顛末と公開質問状の内容をメールで送ることを確認しました。

韓国希望連帯労組へのカンパ/連合福岡ユニオン

昨年10月の福岡集会には多数ご参加いただき誠にありがとうございました。
さて、本集会では、2017年7月の九州ブロック訪韓団が訪問した韓国希望連帯労組の
社会支援活動(社団法人「希望の種」)への募金の呼びかけをさせていただきまし
た。

カンパでは5万円が集まりました。
大変遅くなって申し訳ないのですが、先日、労働政策研究研修機構の呉学殊先生に手
助けいただき、50万ウォンを送金いたしましたので、ご報告いたします。

早速「希望の種」よりお礼のメッセージをいただきましたので共有させていただきま
す。
皆さんのご協力誠にありがとうございました。

仲間たちに感謝の挨拶を申し上げます。
挨拶が遅れました。
同志の皆さんが送ってくださった貴重な後援金は
ネパールの不可触賎民地域であるポルボット地域の公立学校の子供たちの給食費に全
額後援されます。

希望連帯労働組合と希望の種が2013年から後援をしてしている同学校は、
韓国に移住労働者として働いていた労働者達が、本国に帰国し設立した「ミシンゴ」
とネパールの労総が一緒に地域住民の経済的自立支援と子供の健やかな成長のために
一緒に連帯して
支援する学校です。2018年からは学校の子供たちが成年になるまで教育を受けられる
ように、姉妹関係の協定を結び、支援を進めています。

労働者が国境を越えて相互にサポートし、連帯することができるようになり、とても
嬉しく、また、ご厚意に心より感謝申し上げます。
皆様の暖かくて大切な心をネパールにお伝え致します。

社団法人「希望の種」常任理事金ウンソン 拝

また、支援先のネパールの学校の子供たちの様子が見られるサイトもご案内しておき
ます。〈連合福岡ユニオン書記長 寺山〉

http://cafe.daum.net/hopeC/99ci/87